国外で日本語教師として働いている方へのアンケート         
3期生 Yさん
1)日本度教員養成課程を受講しようと思われたきっかけは何ですか。
 日本語教師になりたいと思ったからです
2)日本語教育実習の中で一番印象に残っている事は何ですか。
 教案をみんなで考えたことです。1コマの授業準備に10時間くらいかかりました。いい思い出です。
3)日本語教員養成課程で一番印象に残っていることは何ですか。
 日本とニュージーランドでの教育実習が印象に残っています。
4)在学中の勉強が今どのように生かされていると思いますか。
 分かりやすい場面を設定して例文を作ることに関しては、在学中に勉強したことが生かされていると思います。先生に何度も言われました。また、在学中に使っていた文法参考書の中には今でも使っているものもあります。
5)在学中にやっておけばよかったと思うことはありますか。また、それは何ですか。
 英語など外国語の勉強です。海外で教える際は、100%直接法は非効率的なこともあると感じています。
6)日本語教師として働き始めて何年目になりますか。
 10年目です。
7)現在どのようなところで教えていますか
 海外の大学の予備教育学部です。
8)週に何コマ程教えていますか。
 50分×約10コマです。
9)対象はどのような人で、また1クラスの人数はどのくらいですか。
 日本の大学に留学を希望する学生です。1クラスの人数は約15人です。
10)教材は何を使用していますか。また、具体的な教え方なども簡単に教えてください。
 初級の主教材は『みんなの日本語』です。中級の主教材は『ニューアプローチ』です。
 文法は現地人講師が現地語で説明します。私は、定着を図るための練習を担当しています。
11)待遇について教えていただけますか。
 日本円で約35万です。
12)現在教えていて一番難しく感じることは何ですか。
 多分難しいこともたくさんあると思うのですが、とても楽しいので「難しいことでも、あまり難しいと思えない」という感じがします。
13)現在教えていて一番やりがいのあることは何ですか。
 私は読解の研究をしたので、読解の授業は色々工夫してみたりしてやりがいを感じます。また、読解の教材作成などもしていますが、研究したことが生かされている気がして嬉しく思っています。
14)日本語教師になって良かったと思うことや、苦労したことなど、なんでもいいので教えてください。
 自分が教えたことを学生が使っているのを聞いたり見たりすると、とても嬉しく思います。最初の頃は、一生懸命準備しても、学生の質問に答えられないことが多々あり、苦労しました。
15)日本語教師としての理想と現状に差はありますか。また、それは何ですか。
 日本語教師はもう少し待遇が良くてもいいのではないかと思います。そこには理想と現実の差があります。
 最初の頃は教えることに関して理想を高く持っていたので、現実との間に差があったように思いますが、最近はあまりそれを感じません。現実が受け入れられるようになった気がします。教え始めた最初の頃に感じていたのは、こちらがいくら教えても、なかなか定着しない学生もいるということでした。
16)これから目指していきたいと思われることは何ですか。
 大学教育に携わりたいです。日本語でのレポート作成や専門書の読解の指導をしたいし、また、それらの研究にも興味があります。
17)今後も日本語教師を続けていきたいと思いますか。また、それはなぜですか。
 続けていきたいと思います。理由は、日本語はおもしろいと思うし、学生がのびていくのを見るのも嬉しいことだからです。ただ、私は日本語教師しかしたことがないので、どこかでいったん教師をお休みして他の仕事をしてみるのも、視点が変わって、「より良い教師」になれるのではないかと思っています。
18)後輩へのメッセージをお願いします。
 在学中に、「日本語教師にはなかなかなれないし、なれても大変」とよく聞いていました。確かに最初は、あまりにも大変で、本当にきつかったです。仕事量も多いし、分かりやすく教えるのも難しくて、毎日必死でした。
 それでも、続けてよかったと思います。それくらい、日本語教師の仕事は魅力のあるものなのかもしれません。