日本語教師として働いている方へのアンケート                                       5期生 Aさん


1)日本度教員養成課程を受講しようと思われたきっかけは何ですか。
 中学生のころ、日本語教師になろうと思い、それをめざしていたからです。

2)日本語教育実習の中で一番印象に残っている事は何ですか。
 最後の実習で、同期の実習生が心のこもった素敵な替え歌を作ってくれ、それを実習生みんなで歌ったこと。

3)日本語教員養成課程で一番印象に残っていることは何ですか。
 長期アシスタントでオークランドの高校・小学校で教える経験をいただいたこと。

4)在学中の勉強が今どのように生かされていると思いますか。
 日本語教師になりたいとひたすら努力するピュアな気持ち・・・かな。

5)在学中にやっておけばよかったと思うことはありますか。また、それは何ですか。
 ボランティアで教えるフィールドがもっとあればよかったと思います。

6)日本語教師として働き始めて何年目になりますか。
 7年目です。

7)現在どのようなところで教えていますか。
 すべて非常勤で、長崎大学留学生センター/活水高校/県技術研修生受け入れ事業

8)週に何コマ程教えていますか。
 4〜5コマ

9)対象はどのような人で、また1クラスの人数はどのくらいですか。
 結婚してからは掛け持ち非常勤をしていますので、勤務先によってかなりことなります。
今年の対象は、大学の留学生、高校の交換留学生、県技術研修生です。
人数は1名〜15名程度です。

10)教材は何を使用していますか。また、具体的な教え方なども簡単に教えてください。
  『しんにほんごのきそ』
  『よくわかるビジネス日本語』
  『ゼロからスタートにほんご会話』
  『留学生のための漢字の教科書』 など。すべて直接法での授業です。

11)待遇について教えていただけますか。
 非常勤ですので、受け入れ先によって異なりますが、1コマ(90分)3500円〜11000円です。

12)現在教えていて一番難しく感じることは何ですか。
 授業の中でどうこうというより、学習者の生活面での心配や不安は耐えませんでした。留学生が、経済的な問題で困窮していたり、それ がすぎて留学さえあきらめなければならなくなったりした場合など、自分では助けることができず、歯がゆい思いがしました。

13)現在教えていて一番やりがいのあることは何ですか。
 まったく話せなかった学習者が、一週一週ごとに日本語を口にするようになること。

14)日本語教師になって良かったと思うことや、苦労したことなど、なんでもいいので教えてください。
 日本にいながらにしていろいろな国の方に毎日会えることです。

15)日本語教師としての理想と現状に差はありますか。また、それは何ですか。
 
あります。でも、それはどんな仕事でもそうだと思いますが、日本語教師がまだまだ社会的に認められていないように感じることはありま す。「日本語を教えている」と話すと、「国語の先生?」と聞かれたり、「ボランティア?」と聞かれたり・・・。ちょっぴりがっかりしてしまいま す。

16)これから目指していきたいと思われることは何ですか。
 経験をもっと積んで、自分がやってきたことを形にしてみたいと思っています。具体的には教材づくりに興味があります。

17)今後も日本語教師を続けていきたいと思いますか。また、それはなぜですか。
 もちろん続けていきたいと思います。こんなに面白い仕事はないと思っています。また、世界にはいろいろな人がいて、いろいろな文化や思想がある。そういうことを「受け入れる」ということを日々学んでいるように思います。また、結婚・出産など、人生の様々なイベントがあっても、コツコツと続けやすい仕事だと思っています。

18)後輩へのメッセージをお願いします。
 「日本語教師は食べていけない」とよく言われます。たしかに道は平たんではありません。でも、こつこつ努力して、目標に向かっていれば、かならずいつかチャンスが巡ってくるものだと思います。日本語教師にあこがれて、山口県立大学で日本語教育を学んだから今の私がいるのだと思います。もしあの実習を経験しなかったら?長期アシスタントをさせていただいていなかったら?もし、そうだったら、今の自分はまったく違ったように思います。受講生のみなさん、古別府先生、そして同級生たちと、数年後に日本語教師談義をするのは本当に幸せなことです。もし別の道に進んでも、“日本語教師マインド”を持った人になってくださいね!