◎実習者村上昌美(国際文化学部文化創造学科3年)
     李由紀(国際文化学部国際文化学科3年)

◎実習校
Tepleela school
(中学・高校の1年生〜6年生までの中高一貫校)

◎住所
 L81 Roumkheumhaeng Road,Huamark,Bangkapi,Bangkok,Thailand

◎教員・生徒数:教員120人 生徒2,160人

◎学校の特色
 外国語は英語・中国語・フランス語・日本語の4ヶ国語あり、英語は必修で、中国語・フランス語・日本語は選択科目である。交換プログラムも多くある。また、教員も文部省から多くの賞(教え方が上手な先生・優しい先生・良い担任など)を受けている。さらに、スポーツ・音楽を得意とし、スポーツでは、生徒が選手になり世界オリンピックで金メダルをとるなどしている。 
 
◎日本語の授業 
 各学年によって学習時間数は異なる。中学3年生は週2コマ。高校1年生は5コマ。高校2年生は5コマ。高校3年生は週4コマ。その他にも週1コマ、日本語クラブがある。

*日本語授業の時間割*

 

1

2

3

4

5

6

7

 

8:00-8:55

8:55-9:50

9:50-10:45

10:45-11:40

11:40-12:35

12:35-13:30

13:30-14:25

月曜日

 

 

中学3年生

 

高校1年生

火曜日

 

 

高校2年生

 

クラブ

 

水曜日

 

 

高校1年生

 

高校3年生

木曜日

 

 

高校2年生

 

高校1年生

 

金曜日

 

高校2年生

 

 

 

高校3年生

授業に関して、中学3年生はテキストを使用しない。高校1年生〜3年生はタイの中等教育用日本語教科書『あきこと友だち1〜4』(Butsabaa Pancongmanii他・Japan Foundation2004年 )のテキストを使用。このテキストは、タイの多くの中等教育機関で使用されている。


◎各学年の様子とレベル
 *中学3年生ー入門レベル。生徒のレベルはほぼ同程度。
           実習の授業内容はひらがなを学習。
           授業の様子について、まじめに取り組んでいる様子。

*高校1年生ー初級前半レベル。生徒のレベルに少し差がある。
          実習の授業内容は『あきこと友だち1』を復習するための小テスト(時間・体・年齢など)をした。
          授業の様子について、やる気のある子もいるが、中には小テストを受けない子も何人かいた。生徒は明るい雰囲気で、質問をよくしてくれた。

*高校2年生ー初級レベル。生徒のレベル差が大きい。
         実習の授業内容は『あきこと友だち2・3』の内容。その他に折り紙やゲームなどをした。
         授業の様子、ほぼ全員が頑張って取り組んでいたが、一部やる気のない子もいた。

*高校3年生ー初級終了レベル。しかし、生徒のレベルの差が大きい。
          授業内容は『テキスト3・4』の内容。その他に小テスト(天気・趣味・日本文化など)や折り紙をした。
          授業の様子は、やる気がある子は毎回の授業に参加、しかし授業に出てこない子も何人かいた。全員がそろ       ったことはなかった。

  
※タイの中等教育の日本語レベル
    6
コマ校/3コマ校:必修の英語以外の外国語の週当りの時間数は、基本として6コマ、3コマ、1コマがある。6コマの場合、3年間で日本語能力試験3級程度、大学受験    が可能な水準に達する。3コマだと2年間で文字発音、簡単な会話程度の水準。
    (国際交流基金
https://www.jpf.go.jp/j/urawa/world/chek/wld_03_22_02d.html 2009/11/22 引用)


◎日本語の先生
Ms.Wedarat Navich
 女性の先生で優しい人である。しかし、授業・日程に関してタイの習慣なのか、予定が変更になったり、教案を準備しても違うことをしたりした。また、先生はとても写真好きなので、毎日何枚も写真を撮った。

◎感想
 タイののんびりしている習慣や予定されていることが直前で変更され困惑するなど、様々問題は出た。しかし、生徒たちはとても良く、本当に私たち実習生を慕い、いつも気にかけ、お世話をしてくれた。また彼らの悩みや問題など片言ながら伝えてくれ、日本人とタイ人という壁をなくしてくれたように感じた。実習に関することもだが、それよりも人とのふれあいにより自分自身が成長できたと思える実習期間だと感じた。

◎ホームステイ
 受け入れ担当の先生が担任をしている高校2年生の生徒の家にお世話になった。毎日ほかの生徒の何人かも一緒に泊まり、夜遅くまでにぎやかであった。週末はホストファミリーと一緒に買い物や観光などに出掛け、食事や洗濯物の世話までしていただいた。(李由紀)

 私のホームステイ先はとても良かった。タイに行く前、トイレには紙があるのだろうか、シャワーは行水だろうかと、ずっと考えていたが、タイにつきホストファミリーの家に行くと、シャンプー・リンスー・ボディーソープ・洗剤・ベビーパウダーなど準備がしてあった。さらに、トイレにはトイレットペーパーも完備してあった。(学校にはないので、ポケットティッシュは必需品)シャワーは水であったが、暑かったので気にならなかった。また、部屋にはクーラーもあり、快適な生活ができた。
 ホストファミリーはとても良い方だった。日本語・英語は話せないものの、私が、「コレが好き」と伝えると手作りで作ってくれ、また、わがままや迷惑をたくさんかけたのにもかかわらずいつも優しくしてくれた。本当に良いホストファミリーに出会えたと感じている。(村上昌美)

◎アドバイス
・小遣:2万円あれば贅沢できる。平日の昼食にかかるのは25バーツ(1バーツ=約3円:2009年8月現在)であり、物価が日本と比べて大変安い。主な移動手段である タクシーの初乗りも日本円で100円程度であった。
・受け入れ先へのお土産:和菓子(駅や空港の土産物屋で入手できるもの)にし、受け入れ先の校長先生、4人の教頭先生、日本語の先生に用意した。
・ホストファミリーへのお土産:日本のお箸や海苔、お好み焼き粉、インスタントの味噌汁、ちらし寿司キット、白玉団子粉やあんこなど。実習生二人でお世話にな った人たちへ振舞ったら大変喜んでもらえた。タイでは日本食の材料がとても高いので、日本から持っていって良かった。
・持っていくべきもの:洗面道具などは普段使い慣れているものの方が安心できる。あとは、トイレットペーパーが設置されていないので、どこに行くにもポケット ティッシュを持参すること。また、車やバイクなどで空気が汚いため、のどが弱い場合はマスクも必要になってくる。

◎裏話
 私は慣れない気候と授業の疲れ、海産物のアレルギーが重なり、全身に蕁麻疹が出て病院に運ばれる始末であった。言葉もうまく通じない中、無理をしてしまいがちであるが、体調管理はしっかりし、何かあれば日本語担当の先生に相談するのがよいと思う。(李由紀)

・毎日生徒に見られている感じがあり、「イープン(日本人)」とよく言われていた。
・教室に入るとき生徒は靴を脱いで入り、先生は土足のまま教室へ、少しびっくりした。
・朝夕の交通渋滞がすごかった。
・バイクの走行スピードや運転に怖く、驚いた。
・タイのココナッツジュースは日本のココナッツジュースと味が違い、驚いた。