御挨拶


古別府ひづる
(国際文化学部 日本語教員養成担当)


 国際文化学部日本語教員養成では、2002年度、2003年度、2004年度のホームページ作成から5年ぶりに、2009年度ホームページを作成することとなりました。
 1994年度に国際文化学部の発足と同時に、資格免許の一つとして日本語教員養成が設けられました。そして、2006年度に山口県立大学は独立行政法人化され、国際文化学部は1994年度からの1学部1学科(国際文化学科)制から、1学部2学科(国際文化学科と文化創造学科)制となりました。それに伴い、日本語教員養成のカリキュラムも変わりました。
 そして、2009年度は、新学部の1期生が3年生になり、日本語教員養成の主眼科目である「日本語教育実習」を受講する年度(3年生と4年生で受講できる)となりました。これを機に、5年ぶりのHPを作成する運びとなりました。
 「日本語教育実習」は、初年度の1996年度より、国内実習または海外実習を選択できるようになっています。国内実習は、大学間交流協定を結ぶ、中国曲阜師範大学と韓国慶南大学の留学生と山口県立大学の学生との交流プログラム(グローバル学生交流事業)の中の日本語講義を日本語教育実習にあてています。
 海外実習は、これまでにニュージーランド、オーストラリア、タイ、ベトナムの初等・中等・高等教育機関で実施して来ました。日本語教育実習生は、1994年度入学の1期生が10名余りだったのに対し、今年度2009年度では、46名と3倍以上に増えています。外国人と日本語教授を通して交流することへの関心が益々高くなっていることが窺えます。
 また、毎年、日本語教師や日本語教育関係の大学院進学の卒業生を出しています。その活躍は、国内だけでなく、韓国、シンガポール、マレーシア、カナダと世界に広がっています。このHPには、国内外で活躍する卒業生の声も載せています。
 さらに、山口県立大学国際文化学部日本語教員養成の特徴とも言えるのですが、「日本語教育実習」の単位を修得した者で希望する者は、通常約1年間日本語アシスタントとして、ニュージーランドやカナダ、中国、オーストラリアに送っています。短期の「日本語教育実習」とは、また、異なる長期の日本語アシスタントの経験は、学生の大きな成長の機会になっています。そのアンケート・リポートも掲載しました。
 加えて、「日本語教育実習」の事後学習として位置づけられる「日本語教材教具論U」で作成した教材(「教員と学生の共作教材」)も掲載しています。
 このホームページが、これからの実習生の実習内容についての事前学習となり、日本語アシスタントや卒業生の活躍が日本語教師への動機付けに結びつき、そして、山口県立大学国際文化学部日本語教員養成の活動内容を学外の方々にご理解頂く機会になればと考えます。さらに、日本語教育の質の向上、伝え合うための言語としての日本語の存在意義、世界における平和のための日本語普及に少しでも働きかける場になればと思います。



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