日本語アシスタントの方へのアンケート
  
〜カナダ編〜 13期生(2006年度入学) 田中亜耶さん


【山口県立大学日本語教員養成について】

@ 山口県立大学国際文化学部の日本語教員養成を受講しようと思われたきっかけを教えてください。

 高校生の時の大学入試の時にすでに日本語教員養成課程の存在を知っていて、外国人に日本の文化を伝える人(生け花の講師)になりたいと思っていました。その意思は変わらず入学後も受講を希望しました。

A 大学での日本語実習の思い出は何ですか?
 正直、3年生の時の実習はとにかく必死だったということだけで、あまり覚えていません。4年生での中級の実習は学習者の出来の良さに驚きました。与えた文型を書き変えて下さいという問題で、こちらの予想以上の回答が得られました。「(禁煙)しようと思っていたのに(人がタバコを吸っているのを見)ると、つい(吸っ)てしまう」という文型を教えた時、「彼女と別れようと思っていたのに、彼女の笑顔を見るとつい惚れ直してしまう」や「男の子を見るのをやめようと思っていたのに、かっこいい人とすれ違うとつい振り返ってしまう」など、とてもユニークな文を作ってくれました。

B 最も印象に残った日本語教員養成課程での授業は何ですか?
 ビデオ鑑賞です。(名前を忘れてしまったのですが…)ロシアに漂流した人たちの日本に帰還するまでの苦闘をえがいたビデオでした。


【海外でのアシスタントについて】

C どこにお住まいです(でした)か?(どのように暮らしているかも教えてください。(ホームステイ、寮など)
 カナダ大学内の敷地内の寮に住んでいます。

D どのような人たちに日本語を教えています(した)か?
 カナダBishop`s大学・Sherebrooke大学の学生、社会人。

E
 海外で実際に日本語を教えるにあたって、また、生活面でカルチャーショックを受けたことはありますか?
 特にはありませんが、大学がとにかく賑やかです。でも、カルチャーショックというものは本当になかったようです。

F アシスタントはどういうことを行うのですか?
 古別府先生に提出した毎月のレポートに詳しく表記したので
そちらを見て下さい。

G 週にどのくらい授業に関わりますか?
 6回。月曜日に3年生・1年生。火曜日に2年生。(水・木は月・火と同じ日課)

H 現地でアシスタントをする際、言語で苦労したこと(現地の言葉を知らなくて苦労した)ことはありますか?
 自分の英語力の無さでの苦労は日々痛感しています。でも、ここはフランス語話者が多いので先生もたまに英語での説明がおぼつか無いときフランス語で説明してたりします。簡単な日本語の説明が分からないというより、同じ意味の日本語の使い分け(〜がたい・〜ずらい・〜にくい等)の説明によく苦労します。

I その苦労が乗り越えられたときのエピソードを教えてください。
 まだその苦労に直面中なので、これからも頑張ります。

J 授業以外に日本語を学んでいる生徒との交流はありますか?あるとしたら、それはどういうものですか?
 月曜日に日本語アカペラクラブ、火曜日に日本のテレビドラマを見る会、水曜日に日本語会話クラブという活動を行っています。
 日本のビデオ鑑賞会ということで、『おくりびと』を見ました。

K 海外でアシスタントをしようと思った経緯を教えてください。
 大学生活の内に将来に繋がる活動をしたかったので、今回アシスタントとしてカナダに来ました。せっかく行くなら自分自身英語を学びたかったので英語が話されている地がよく、さらにビショップスは受け入れ体制がしっかり整っていたのでここにしました。

L 将来、日本語教師になりたいと思いますか?それはどうしてですか?
 なりたいとは思いますが、現実を考えたら少し難しいと思います。職業として日本語を教える場が少ないからです。(山口を離れたくないという理由もあるので)

M 今後、ある特定の国で日本語を教えたい、という願望はありますか?それはどうしてですか?
 もし教えるとしたら日本国内で日本語を教えたいです。学習者にとって、一番いい環境はやはり、日本で日本語を学ぶことだと思うので。

N アシスタントになって、良かったことや、苦労したことなど、何でもいいので教えてください。
 日本人としての意識が今まで以上に強いものとなりました。自分の文化、言語にもっと誇りが持てるようになったと思います。

O これまでの経験がアシスタントに生かされていると感じることはありますか?それはどんなことですか?
 これまでの経験というものとは違いますが、3年生の授業は県大に留学に来てた学生に日本語を教えているので、打ち解けるのに時間がかからず助かりました。

P では、最後に後輩へのメッセージをよろしくお願いします。
 ビショップス大学での日本語TAは受け入れ態勢も本当にしっかりしていて、日本語の授業だけでなくいろいろな課外活動があり、とても充実した生活を送らせていただいてます。日沢先生にも凄くお世話になっており、本当に自分にとって多くを学べる場であると思います。これから日本語TAを考えている人はもちろん、フランス語・英語に興味のある方は是非ここでの日本語TAに応募していただきたいと思います。